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『岩井香楠子染色展―色と語り、花を謳うー』荒木節子『染の風景』展

新春らしい着物と帯の展覧会のお知らせです。
型絵染の岩井香楠子さんと抽象画のような絵を絹に染める荒木節子さん。お二人とも、このサイトでご紹介していますので、ご覧ください。
『岩井香楠子染色展―色と語り、花を謳うー』
  と き: 2012年1月14日(土)~23日(月)
10:30~19:00(最終日17:00まで)
  ところ: 和光本館 6階和光ホール(東京銀座)
03-3562-2111
www.wako.co.jp

  銀座和光での個展は5年ぶりの開催。今回はイタリアやトルコを訪れた印象を題材にしたエキゾチックで意欲的な作品がそろいます。また、3月の震災では人生観が変わるほどの衝撃をうけ、強い喪失感から何とか立ちなおれたのは花や草木のたくましい生命感に触れたことだったとおっしゃいます。もう一つ、岩井さんからの今回の提案は、着物をもっと気軽に着ていただきたいとの思いから、仕立て上がりの半幅帯。ご本人の言葉を記します。 
「今回は特に“生命力”と“再生”を意識して、身につけることで元気になっていただけるような作品作りに挑戦しました。ドレス感覚で着こなしたり、広幅帯を折って半幅帯のように締めたりと、新しい発想、自由な感覚で楽しんでいただけたら幸いです」
 
荒木節子『染の風景』展
  と き: 2012年1月14日(土)~23日(月)
会期中無休 
11:00~19:00(最終日17:00まで)
  ところ: 柿傳ギャラリー
東京都新宿区新宿3-37-11 安与ビルB2階
03-3352-5118
www.kakiden.com/gallery

  荒木節子さんは型やスクリーンなどの技法を駆使して、独創的な染めを創作されてきました。
控えめな中間色の重なりはパステル画のようでもあり、現代感覚にあふれていて、高層ビルの間を闊歩する女性にふさわしい帯です。年齢を問わず、ハンサム・ウーマンの着物姿を演出してくれます。風呂先屏風なども出品されます。

(写真=雨宮秀也)
    (2012/1 よこやまゆうこ)

(C)Copyright 2004 Jomon-sha Inc, All rights reserved.

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