handmadejapan.com ［日本の手しごと］/Side Story #222：『時代箪笥を作る木戸良平さん東京で初の個展』

盛岡で船箪笥をすべて手作りする木戸良平さんは、丹念な仕事と生来の凝り性のため、ひと品を作るのに膨大な時間をかけます。金具もすべてご自身で打ち出して作ります。そのせいで、注文品を完成させるのが精一杯。個展をするほど作品が手元に残らないのです。今、時代箪笥をここまで手をかけて作る木工家は希有な存在。「白地図」は、目下必死で完成を目指している、今回の主役となる箪笥だそう。会場となるのは、築８０年の古民家にガラスの空間を加えた「五葉松の家」。作品も建物も、一見の価値おおいにある展覧会です。

と　き：	2010年11月7日(日) ～12月25日(土) 10：00～21：00　月曜日原則休廊
ところ：	ガレリア真魚　galleria mao 042-453-2188 東京都東久留米市学園町1-10-14 西武池袋線「ひばりヶ丘」駅南口より徒歩7分 http://www.tau-s.com/goyoumatu-01.htm
	＊　木戸良平・章子さん在廊日11/7,28, 12/4,23,25日作家在廊日以外の日にお出かけの方は、電話予約をお願いします。

（2010/10　よこやまゆうこ）